あらためて免疫とは

病原菌などの外敵から身を守って病気になるのを防いだり、かかった病気を治そうとしたりすることです。
この免疫力の力が、元気で長生き、若返りに重要なのです。

免疫の働き

  1. 老化防止:新陳代謝を活発にし、機能低下や細胞組織の老化を防ぐ。
  2. 健康の維持:疲労や病気、ストレスによるダメージから回復して強い心身を築く。
  3. 感染防衛:風邪や食中毒などを起こすウィルスや細菌から感染を防ぐ。
    病気の原因となるウイルスの毒性を弱めたり活動しないように処理して体内に入れ、抗体をつくる。

人体で最大の免疫器官は腸です。
なんと免疫の70%を腸が築いているのです。

腸の内壁には無数のひだがあります。
このひだの表面は絨毛(じゅうもう)と呼ばれる突起でびっしりとおおわれています。
なんと広げるとテニスコートの2面分もあるのです。
その内壁の細胞の1つ1つから、異物をキャッチするセンサーが伸びています。
このセンサーはTLR「トール・ライク・レセプター」と呼ばれ、菌やウィルスなどをキャッチすると周囲の細胞に知らせます。
周囲の細胞は知らせを受けると異物を退治する物質を分泌します。

食べ物と一緒に運ばれてきた善玉菌(乳酸菌)は、TLR2を刺激して腸の防御力をアップします。
このようにして、腸内の免疫力を活性化しているのです。

こうした細胞1つ1つに備わる防御機能のことを「自然免疫」と呼ばれています。

免疫というと、すぐに白血球を思い出しますが、まずは自然免疫センサーで細胞が初期段階の防御をしています。白血球による防御機能(獲得免疫)は、菌やウィルスなどをキャッチする「抗体」を製造するまでに時間がかかります。この間にしっかり単細胞生物の時代から原始的な防御機能の自然免疫が働くのです。

腸の働きが元気であれば、「免疫力が高い」ということです。
さらに言えば、それが、「生命力が高い」ということです。

これが、新型インフルエンザやO-157のような病原性大腸菌などの感染症対策がわかるようになり、生命力も高くなるわけですから、感染症だけでなく病気そのものにたいしても考え方が変わってきます。

こうしたことから、腸と免疫の関係を理解し「元気に生きる」ことになるのです。

それでは、どのようにして腸を元気にして免疫力・生命力を高めるか・・・次回

 

 

 

投稿者: terasan

ステージ4だったガンの「5年説」を乗り越え、元気に生活をしています。これからは皆さんに少しでもお役に立てるようにと勉強してきたこと、経験をしたことを踏まえて、病の方、病後が心配の方、予防・未病を考えている方、関心はある方にお伝えしていきます。

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