山梨県棡原地区の「逆さ仏」!

山が険しく、四方八方が山深い渓谷、段々畑や急な斜面に点在する家々がある、すり鉢型の土地が山梨県棡原(ゆずりはら)地区です。

その棡原地区は、一昔前は日本で一番の長寿村で有名でした。

大した病院もなく薬屋もない状態で、若者を始め80歳から90歳過ぎまで、段々畑で野良仕事をし、薪割りや落ち葉拾いから家事までをこなしていた。

段々畑の野良仕事は大変な重労働だが、逆に足腰が鍛えられ心臓や内蔵も強くなったのではないかと想像される。

食べ物は麦、そば、きび、あわ、こんにゃく他雑穀、豆、里芋、
ジャガイモ、サツマイモ、山芋、柿他果物野菜、卵、鶏肉、山鳥の肉、熊、イノシシの肉、牛山羊の乳、
イナゴ、蜂の巣(子)等々アマゴ、イワナ、ヤマメ、ウグイ、ハヤ、ナマズ、ゴリ他カジカ類、等々
一般には粗食と言われてはいるが、戦前戦後の都会の食事に比べ野山川の非常にバランスが取れた食事をしていたと思われる。

近所の診療所は上野原町まで行かなければない状態で、3時間~4時間かかり、少々のことでは病院や薬屋には行かなかったようです。

そんな日常でも、ガンや認知症には罹らず、元気に長生きをしていた。
いや、そんな日常を送っていたので元気な日本一の長寿村になったのでしょう。

体調が悪い時でもドクダミ、ゲンノショウコ、センブリ、イタドリ、オオバコ、草の根、木の皮・・・等を煎じたり、貼ったりして癒していた。

野良仕事して家に帰り縁側に座ったままで他界したり、孫、ひ孫の子守、赤ちゃん抱いたまま極楽大往生した103歳のおばあちゃんもいた、他界するときは1~2日、長くて2~3ヶ月で大概方はあまり苦むことなく天国に旅たって逝かれた。

ところが、近代化が進み先端医療が受けられる病院ができ、道路も整備され、老人ホームの車が毎日何度か廻って来てくれるようになり、健康で長生きする人がもっとたくさん増えると思っていたが、想像もできないようなアレルギーや癌、認知症に罹る人が増え、すっかり一昔前のような元気なおじいちゃん、おばあちゃんが少なくなってしまった。

また、若者たちが癌、糖尿病他生活習慣病に罹り、早世する者が増え、爺さん婆さんの方が生き残ってしまう“逆さ仏”現象になってしまった。

食生活が昔からの伝統食から欧米化したなど原因はいくつもあるのでしょうが、非常に残念な事態です。

このことを教訓にして、食生活、運動を見直しましょう。

「逆さ仏」:親よりも子供の方が先に亡くなることを言います。

現在の長寿県日本1は長野県です。

http://terai6.wix.com/colo

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